「75年前のSL 学生の手で蘇る」 2015/9/16(水)
- 100周年記念式典に校内で50年ぶりのお披露目をします -
 物語は、今年の春、機械知能システム理工学科の研究室の掃除のとき、古い列車の貨物部分が見つかり、機関車部分があるはずだと、学生が同窓記念会館に探しに来たことから始まります。
 資料室にSLの本体はずっと陳列されてありました。それは、1940年、学生の手で作られたというSLです。最初に動かしたときに、2代目校長西田先生が「出発進行!」と発したとの話が残っています。
 最後に動いたのは1965年の創立50周年の時。その後50年間は、記念館に陳列されたままでした。
 「100周年記念式典の日に動かせないか?」との工業会事務局の思い。SLに子どものころから親しんでいた学生さんと研究室仲間、総勢9名の奮闘がその時から始まったのです。
 ボイラー部分をカセットコンロのガスで燃えるようにし、やっと動いたのが7月。その後は、1965年までに改造されていた部分を写真のように当初の状態に近くまで戻し、塗装をし直したり、レールを決めたりと、購入した部品はレシート20枚以上になっていました。
 そして、本日が25メートルレールの上での初テスト走行となったのです。
 その雄姿は、10月10日(土)「工学部100周年記念式典」で学内にお越しの節に、ご披露いたします。
 今日、準備に1時間。20分余りのテスト走行後、式典当日のための本日の部品掃除に4時間かかるとのことでした。
 そんな、現代の学生が行った75年前の蒸気機関車を動かした「努力の賜物」をぜひ式典当日学内で、ご覧ください。

全体の雄姿
さあ、水投入
準備は着々と進みます
蒸気を送るパイプの外側部分を温める準備
動きました
桐生タイムス記者の質問に答えています
以上
情報・データ送付先 情報・データ送付先