本文へスキップ

一般社団法人群馬大学工業会は、同窓生、母校、学生と地域活性に貢献する同窓会です。

TEL.0277-22-7000

〒376-8515群馬県桐生市天神町1-5-1

歴代理事長が語る想い出message

感謝と愛着を込めて

工業会100周年を祝し益々の発展を祈ります。

戸叶 常雄

第24代理事長 戸叶 常雄(29応化)
平成20〜24(2008〜2012)年

はじめに

 私は今年の6月で満91才、工業会員となって73年になります。昭和25年桐生工専電気科を、更に同29年工学部応用化学科を卒業し、6年間桐生で青春を謳歌しました。特に応用化学科では根岸教授(第6代工学部長)に師事し、先生が40才を越された気迫に満ちた頃に、繊維化学研究の進め方の基本をたたき込まれたことは望外の幸せでした。
 卒業後は、合繊メーカーの倉敷レーヨン(現クラレ)に入社し、関西を中心に43年勤務しました。繊維業界には同窓生が多く、色々な接点があり、四国支部・大阪繊維支部・京滋支部などで大変お世話になりました。
 定年後は、故郷(佐野市)に戻り、縁あって工業会のお世話役をさせてもらいました。沢山の同窓生や諸先生の方々と親しく交流し、母校愛、同窓愛の大切さを実感した一人です。

同期生の絆の大切さ

桐福会 手元に一冊の本があります。桐福会とは昭和29年(フク=福)に応用化学科と色染化学科を卒業したクラス会(63名)で、新制大学の2期生です。平澤・蔵本という名常任幹事のもと、85才まで親交を深めてきました(現存者は40%)。卒後50周年(平成16年)に学生時代の思い出をまとめようということになり、26名が執筆し、平澤氏がまとめて平成20年に出版され好評を博したものです。工業会報の絲ぐるまに毎回紹介されているように、クラス会・クラブ会・研究室会などは、最も大事な絆であり、夫々のキーマンとのネットワークは工業会発展のベースとなりうると思いますので大切にして下さい。

工業会のお世話役14年

 平成10〜20年は、総務担当の副理事長として橋・五十嵐・佐藤の各理事長に仕え、同20〜24年には理事長を務めました。
 この間、大学は平成14〜16年、群馬・埼玉の両大学統合問題で揺れ動いた後、同16年に国立大学が法人化されました。平成17年には工学部創立90周年記念事業同19年には大学院大学化への改組・再編と太田キャンパスの新設などがありました。
 大学との運命共同体である工業会も変りました。以下に役員として在職中の活動を列記してみます。平成13年(2001年)には新世紀を迎えて、工業会活動理念の制定と年維持会費制度を導入。大学創立90周年では、傑出した先輩11人の顕彰と染料コレクションの整備に全力投球。学生に対しては、卒業時に工業会奨励賞授与制度の導入、先輩は語る講演会、工場見学会等の実施。支部・連合支部活性化の諸対策(関東地区支部長会の開催)と大連理工大での中国支部の設立(平成20年)。太田キャンパスへの支援。平成23年(工業会設立90周年)には念願の一般社団法人格を取得しました。
 これらの活動は、偏に優秀なスタッフと会員皆様のご支援あってのものと感謝の気持で一杯です。また、平成21年4月に板橋先生が46才で工学部長になられ、そのお人柄と迫力で工業会が盛りあがったことも忘れられない思い出です。その後はや8年、工業会は益々充実発展して100周年を迎えられますこと、感謝と愛着を込めて、心から祝意を表します。

あとがき(心残りのこと)

 大先輩の中里博明氏(昭和15年紡織科卒後、東工大卒。品質管理の大家)から、平成23年10月14日に、工学部に資産を寄付したいとの手紙が届き、11月10日に板橋工学部長、土屋事務長(いずれも当時)と戸叶が、新浦安の老人施設に入居中の中里ご夫妻を訪ねました。温厚で母校(桐生)を愛する人でした。その後お二方ともお亡くなりになって、平成26年頃に2億9千万円が寄贈されたと聞いていますが、ご遺族の意向とはいえ顕彰も公表もされていないのは何とも納得しかねることです。


バナースペース

一般社団法人 群馬大学工業会

〒376-8515
群馬県桐生市天神町1-5-1

TEL0277-22-7000
FAX0277-22-7020